息子が5歳の頃だから4年前でしょうか。バイクに興味を持ってきたので、ポケバイでもやらそうかと考えました。エンジン式のポケバイはメンテが大変だし、クルマに積むと油の匂いが気になります。ネットを検索していたら、電動式のポケバイが存在することを知りました。価格も、エンジン式より遥かに安い2万円!
こりゃ買うしかないということで、早速注文。デザインはオフロードバイク・ルックでカワイイ。ハンドルも3種類から選べたので、上体が前屈みにならないタイプを選択。色も目立つ黄色にしました。
そして届いた電動ポケバイ「バイソン」。8時間充電すると約1時間走れます。体重制限は80kg。大人だって乗れますよ。ヘッドランプも入切できるし、ブレーキランプも連動して点灯します。オモチャっぽいのかと思ってましたが、結構しっかりしています。
充電後、息子に乗り方を教えました。場所は運動公園河川敷公園。現在、インラインスケートをやっている公園です。操縦方法はスクーターと同じ。息子は難なく乗りこなします。体重が軽いため、最高速度は30Km/h以上出ているようです。大人が乗ると多少速度は落ちますが、トロさは感じません。
3年後、走りがヘタってきたのでバッテリーを新品に交換。9歳に成長した息子は、今でも時どき流暢な走りを見せています。
さて、ここからは「現在」の話です。購入当時1歳だったため、私と二人乗りして楽しんできた娘。今年5歳になり、初めてポケバイを運転してみたいと言い出しました。不安でしたが、息子も5歳から乗り始めたんだから大丈夫だろうと考え、思い切って教えてみることに。
その不安は取り越し苦労でした。実に安定した走りをします。左手のブレーキレバーが握りにくいようで停止に難儀していますが、「楽しい!」と言いながら、バッテリーが切れる直前までタップリと乗り続けています。
補助輪も無いバイクを颯爽と乗りこなす娘の姿は、1歳当時の姿とオーバーラップ。その成長に感慨無量。きっと、思い出深い乗り物として脳裏に刻まれることでしょう。