このBOXも最近、我が家版「暮らしの手帳」になりつつありますね。今回は、最近購入したコードレスFAX電話機のインプレです。
以前はアナログのコードレス子機付き電話機でした。家を新築したとき、この電話機に対応するドアホンをチョイスしたことで、家中の子機のどこからでもドアホンに出られて便利でした。残念ながら親機がコードレスではなく、リビングでの利便性を考えて子機を追加(合計3台)。最後にFAX機も別途追加して完了。この構成のまま、かなりの年数使用してきました。リビングの電話台は、親機+子機+FAX機がひしめく雑然とした光景が悲しい。。。
最近になって子機の電池が弱くなってきたため、思い切って最新型に替えることにしたのです。選択肢はコードレスFAXタイプ。ドアホンセットを有効に活用したいので、同じSANYO製から選びます。出来れば親機もコードレスはないものかと調べてみると、親機がコードレスなのはSANYO製しかないとのこと。おぉ、なんという幸運。
親機がコードレスなら、あとは2階用に子機2台あればいい。その条件に合うのは、SFX-DT71(写真)という機種のみ。このカテゴリーでは最上級クラスということで、お値段も高価です。
近所の量販店では、頑張っても3万円前半。しかたなくネットで物色。週末限定セールで、送料込2万6千円という大阪の店を発見、安っ!
でもって届きました。まず本体のコンパクトさに唖然。FAX機能装備にしては超小型です。設置場所のゴチャつき感がなくなりスッキリ。普段は親機本体をカバーが覆っており、着信FAXはメモリーに一時保存。印刷するときはカバーを開けると普通紙トレーになる構造で、この日本製らしいギミックがコンパクト感を強調しています。
子機も小ぶりでグッド。充電器に刺すと天辺がほんのりと光り、室内イルミネーションとしてもオシャレで実用的です。ドアホンとの接続も問題ありませんでした。
SANYOが昔からこだわっている「手ブラ機能」も顕在。電話機を置いたまま話せる機能で、相手の音声はスピーカーから聞こえます。ここで大発見! この機能は親機にも備わっているので、親機単体でも電話やドアホンの応対が可能なのです。じゃ親機についているコードレス子機は何か。これは単独の子機として使用できるようです。つまり、親機1台+子機3台付いているセットということ。これはカタログからは読み取れない隠れた長所だといえます。3台も子機がついてこの値段は、かなりお買い得です。
デジタル無線は音声も明瞭です。子機どおしで双方向同時会話(普通の電話機のような仕組み)も出来る内線機能も子供たちに大ウケです。このデジタルは2.4MHzを使用します。無線LANや電子レンジなどと同一の周波数なので、相互干渉が心配でしたが、今のところ問題ありません。万一にも干渉した場合、親機側で周波数を5段階に微調整できますから安心です。
FAX機能に一部難点もあります。FAX受信した文書を内部メモリーに沢山保存できるわりには、盤面の液晶画面で「確認」することが出来ません。印刷してみないと内容が分からないのです。また、普通紙印刷とはいえ感熱ロール式のインクが必要。これが結構高い消耗品です。FAXのヘビーユーザーは気をつけましょう。我が家は年に数枚しか送受信しないので気にしませんが。。。