最近パソコンのネタが続いていますが、三度PCネタを綴ってみます。
2007年1月末、マイクロソフトから新型OS「WIndows Vista(以下VISTA)」が発売されました。今のXPは結構安定していて使いやすいので、特にVISTAへの憧れが強いわけではありません。凝りすぎて重いらしいし。
と思っていたら、やっぱり買ってしまいました。VISTA搭載ノートPC。
【経緯】要因列挙
@仲間との打合せ用に携帯型液晶DVDプレーヤを買おうかと策略するも、ある程度の製品だと3〜4万円する。
A子供用のデスクトップPCがリビングの一画を占有していて邪魔。
B私が仕事で出張に行くとき、連れて行くノートPCがない。
C1〜2年後にはカミさんが仕事机(2階)でPCを使う必要が出る。
【PC売り場で瞬時に思いついた対策】
@ノートPCは持ち歩いてDVDを再生できるし、出張にも使える。
A子供用デスクトップPCは、いずれカミさんの仕事用に使える。
BノートPCをリビングに置けば、リビングが広くなる。
C思ったより安価な製品もある。
【売り場で聞こえた悪魔の囁き】
@ノートPCが初めて我が家にやってくるチャンスだぞ!
AVISTAを体験できるチャンスだぞ!
B本格的な無線LANを構築できるチャンスだぞ!
ってなわけで、お世話になっているケー○デンキに家族でGo!。最近のノートPCはオシャレですねぇ。筐体だけは家電製品のようです。この日限定の特売PCが10万以下で売っていたのですが、DVDを焼けない機種だったので×。7万円台でDVDも焼けるなど申し分ない機種もありましたが、怪しいメーカーだったのでパス(以前酷い目にあった経験あり)。
売り場で考慮した結果、購入条件が見えてきました。
@VISTAのホームベーシック搭載(重そうなので軽いのがイイ)
Aメモリが1GB以上、HDDが80GB以上(最低これくらいは欲しい)
B無線LAN、DVDマルチドライブ搭載(DVDは焼けないと困る)
C筐体がオシャレ(家族の意向)
D価格が11〜12万円程度(家族共有用なので高スペックは要らない)
絞られたのは、やはり富士通・東芝・NECの普及型。ハッキリ言ってどれでもいいって感じ。結局はカミさんが「見た目」で気に入った東芝製にしました(笑)。
東芝Dynabook「AX55ALV」。
特に個性もなく高性能でもありませんが、日常用としては十分だと判断しました。パールホワイトでオシャレです。唯一、メモリが512MBしかなかったので別途512MBを追加して1GBに増強(本体と同時購入なので4割引にしてくれました)。もちろん5年保証も有料で加入。無線LANルータも購入しブリッジ(HUB扱い)で利用します。こうして総額13万円台の出費でノートPCがやって来ることになりました。
さぁ、設定を始めます。
う〜ん、やはりVISTAは重い。立ち上がるだけで500MBくらいメモリを使用しています。1GBにしておいてよかった。一番格下のVISTAでさえコレです。
VISTAは操作の感覚がXPと全然違う。アレを設定するのはどこ!の連続。あちこち潜って自力で頑張りました。
セキュリティも異常に強化されていて、何をやるにしても「管理者の許可が必要です。続行しますか?」等のポップアップウインドウが立ち上がり、同意を求めてきます。これが頻繁すぎてウザイ! 「指示した俺に同意を求めてどうする?」とか独り言を言いながらポチっと続行。
困ったのはソフト。VISTAに対応出来ない製品(子供の学習ソフトとか)もあります。インストール不能なので開発元に問い合わせ中。このホームページの更新もVISTAからは出来ませんでした。開発元は現在改修中と言っているので、そのうち出来るようになるでしょう。
とまぁ、それ以外にもいろいろありましたが、何とか使える状態になったノート。メモリ増強も効いています。512MBじゃ満足に動かなかったところでした。家族の評判も上々です。
また買ってしまったな。今回は少し高額な買い物でしたが、VISTA導入には時期尚早だった印象です。もう少しメーカーの各環境が整ってからのほうが余計な心配しなくていいかも知れませんが、それじゃ覚えないんだよなぁ。トラブルに数多くブチ当たるのが勉強には一番ですからね。